原宿界隈青山通り、裏原、セレクトショップの森。都心につながる路線の数々。東武新宿・池袋、東急東横・みなとみらい。どうしても都内にこだわるのなら、総武各駅・中央線、中野、荻窪、吉祥寺。京王本線・井の頭。
服も買いたい、遊びたい。友達呼ぶなら、部屋もきちんと片付けないと...そして家賃は非情にも、若者に重くのしかかる。あくせくバイトに勤しんで、夏の旅行を夢見る毎日。
→部屋探しにかこつけて...
初めて行った東京は修学旅行の原宿コース、そんな方も多いのでは。東郷記念館の茂みで涼み、竹下通りの喧騒にお祭り気分。実際毎日お祭りです。管理人は明治通り沿いの安い酒屋が大好きでした。
そんな原宿のランドマークといえばラフォーレ、いつの時代もナイフエッジな文化の発信基地。いまやゴス系のメッカであり、ロリータパンクの聖地ともいえます。ラフォーレの集まる人々は恐らくスコットランド人よりタータン使用率が高い人たちです。チェックマニアがチェックしないわけに行きません。
パンク:アメカジ:スーツ:制服:バーバリー:ヴィヴィアンウエストウッド:タータン:格子柄:
家具は素材が主導する文化です。どれだけ前衛的なアイデアが頭に浮かんでも、素材が木材に限定されればその条件で創らなければならない。科学が進みバウハウスが登場するまで、その緊縛は続きました。
薄板を使った網状のモノが最もチェック柄に近い素材ですが、格子状のものなら、アジアン家具!ベトナム・韓国といったエリアが放つ高級家具デザインは、ツヤのある深い色合いと質感で、風水思想による幾何学的フォルムが見受けられます。
オールドアメリカン:キルト:フォークロア:レッド:ブラック:
カーテンは時に壁紙、時に壁、同時に照明器具としてのはたらきもするアイテム。比較的に室内の大面積を占め、お部屋の印象を左右する大事なパラメータです。インテリア全体のコンセプトに合わせて取り付けるのが順当ですが、カーテンを一新して部屋も心も新鮮に!というのもありです。壁を塗り替えるのは大変(だいいち、大家さんが許さないでしょ!)ですが、カーテンなら30分あれば十分。模様替え用に数パターン持ってるのが理想です。
マドラス:レース:遮光:
「蛍光灯の色は寒々しい!」とよく言われます。照明には演色性というテーマがあり、インテリアデザインの重要項目、蛍光灯は一色ではありません。事務所の蛍光灯を交換したら何だか色が違ってたってこと、ありませんか?新しいから青白く、古くなったら黄色っぽくなる、だけではないのです。蛍光灯には白色系と昼光色系があるので、ワット数と一緒に確認してみてください。また、非エコロジーとされる白熱電球は最も温かみのある光を放ち、団欒の場に適した照明です。電球の光は赤みを一層引き出す灯りなので、赤タータンやオレンジ系の柄がいちばん輝いて見える照明でしょう。
キャンドル:間接照明:スタンド:
チェック柄のポスターは恐らくありえないでしょう。頑張ってもカレンダーくらいですね。格子っぽい絵画としてカンディンスキーはどうでしょう?
絵画なら来客にも趣味的に耐えうるはず、但し
「ひまわり」や「モナリザ」のような趙有名作品は避けます。“知ってる人は知っている”ぐらいの静物画なら、やや無機質な感じがチェックアイテムと喧嘩をしません。なんならこっそり落書きもしちゃいましょう。バレたらそこで話のネタになるし、これは相手の文化度を測るモノサシになります。
更にオススメはジグソーパズル。白黒モノトーンの写真なんかはそれだけでもかっこいいですね。単純にポスターではなく、なみなみ格子が重なってるところがまた小気味いいのです。エッシャーものなど大判が安く手に入ります。その代わり白黒パズルはカラーの数倍難しいのでお覚悟を。
→例えばこんなポスターは...
カンディンスキー:プレイボーイ:ジグソーパズル:
チェック柄の鍋は見かけませんね。ただ鍋を取り囲む環境はどうでしょう。チェックのエプロンを着てチェックのミトンで掴んだ鍋を、チェックのランチョンマットの前で待つ家族の真ん中に持ってきて、チェックの鍋敷きの上にコトリと置く光景はなかなか楽しそうです。
せっかくなら鍋だって、そこに見合うモノを選びたいものです。あまり柄ばかり目立つものはチェックの面白味を奪う。何度も吹きこぼして焦げてしまった鍋も(これにも温かみはありますが。)なんだかスッキリしません。シンプルで、テーブルの皿たちともアーガイルのセーターとも調和して...吹きこぼれない鍋がよいのです。
花といえば薔薇。赤い薔薇。いささか欧風嗜好に過ぎるでしょうか。でもバラ戦争なんてのがあったくらいですから、特にタータンには薔薇。そのまま欧風で突っ走ると、例えば紋章に使われる花。ライラックやユリなんか可愛いと思います。何となく憧れるのは胡蝶蘭。高いんです。部屋にあったら毎日が開店祝いです。匂いがよいのは山ユリでしょう、「香り」ではなく艶のある「匂い」のほうがハマりますね。まるで天然フェロモン入りフレグランス。テキスタイルにはギンガム+チューリップやハートというのが頻繁に見られます。また、小花柄×フラワーチェックでオルタネートストライプ!など、花柄には「これでもかっ!」という力技が多いです。
生花にあってはモリモリ数を飾るのであれば、全体にブラウン系の木目を基調としたバックグラウンドがフォークロア趣味が出てよいと思います。
→花はどうだ。
薔薇:チューリップ:花瓶:
畳も凍る寒い朝、あの布団の温もりを離れ、エアコンのスイッチを入れるまでの間、人々は世界の非情さと戦っているのです!
掛け布団に使われる柄は大抵花柄でしょう。地の色とほぼ変わらない色相の大きな牡丹や薔薇の絵が、全面に敷き詰められている。他に幾何学的なものでは、鹿の子模様や麻の葉模様、そのほか小紋を散りばめた和風柄があり、これがチェックに近いものです。カバーで隠れてしまいますが、マットレスや敷布団にはよくチェック柄が使われているようです。
でも大丈夫!柄なんてたまに見える位がセクシーなのです。今や世界中で用いられるバーバリーノバだって、もとはレインコートの裏地ですから。
チェック:単色:
皆さんも恐らくファッションの趣味にしたがって、好きな香水をお持ちだと思います。来客5分前テクニックとして、灰皿で香水に火をつける!という荒業があります。云ってみれば瞬間アロマキャンドルですが、一気に燃えるので、量は多すぎないように注意してください。アジア系のインテリアならインセンスもいいですね。これも焚きすぎると次の朝には燻製部屋のような臭いが充満します。しかし籐製品が全体を埋め尽くすアジアンな部屋には、その臭いがまたアロマです。
→例えばこんなアロマは...
キャンドル:インセンス:フレグランス:光触媒:竹炭
先述のとおりマットレスにチェック柄のモノが見受けられますが、今回は家具としてのベッドのお話。
世界的に有名なタータンチェックは幾つかありますが、その中でも格が高いのはステュアートタータンでしょう。カラーリングが何パターンもあり、コピーパターン・アレンジパターンもたくさんありますが、ステュアート系は何しろ華やかです。各所にステュアートタータンが散りばめられた部屋なら、是非とも天蓋付きのベッドにレースのカーテンといきたいところ。
まあそんなわけにもいきませんね。とりあえず赤のステュアートパジャマで王室気分、ブラックウォッチのスリッパを揃えておけば、まるでベッドを警護する騎兵隊のよう。⇒大事なのは気分です。
天蓋:ダブル:クッション:
お皿の柄にもプリント柄が多くなり、100円均一ショップやコンビニの景品でもらえるモノまで、優れた柄を見受けます。〇ブン〇レブンやファミリーマートで、チェックしてみてください。我が家にも〇ーミンが佇んでるヤツがあります。
こうしたキャラクターモノは背景にチェックが使われていることがよくあり、侮れません。またインクを細く流して精巧に翁格子を描き出した漆器などもあります。意外と面白いのはお箸です。チェック・花柄・ストライプ、あの小さなスペースにいろんな世界が描き出されています。
陶器:銀器:ランチョンマット:
世界中の古い歴史を持つ街は、もともと毛織物市が栄えた場所というのが多いんです。取引される毛織物は衣料品のほかに絨毯が多く、なかでも芸術的工芸に至ったのがペルシャ絨毯。まあ羊の飼えるところではみんな作ってたのでここだけ優れてるって事でもないですが、何しろ世界最古の絨毯をつくった土地は意匠の洗練度が違うのです。イスラムが栄えたこともあり、テーマも植物や幾何学模様に集約されてきます。但し、おタカイ!
今使いやすい絨毯はブロックカーペットでしょう。明色と暖色の2種類を市松模様(網目も交互に組んで下さい!)に組めば、何となくフィレンツェの聖堂にいる気分。→気分が大事ですから。
キルト:ペルシャ:電気カーペット:ブロックカーペット:
一人暮らしで大理石の床はないと思いますが、ひょっとしたら玄関くらいはイジれるかもしれません。せめて磨いてツルツルにしておきましょう。人も幸せも玄関から入ってくるのですから!
部屋は最近ほとんど洋間ですから「フローリングにカーペット」というのが一般的でしょうか。さて管理人としては全面カーペットで敷き詰めるのは苦手です。フローリングのツヤ感はぜひとも残して楽しみたいものです。光の反射が多いほうが、照明効率もいいですしね。

フローリング:大理石:畳:
観葉植物はお店で眺めるだけにしましょう。狭い部屋に自分より大きなゴムの木なんかあった日には、本棚の本も湿気てしまう!でもやっぱり緑が欲しいあなたには、苔玉・サボテン、実益も兼ねたハーブなんていかがでしょう。にんじんの頭をちょん切ったヤツよりはアップルミントやレモングラスの方がよいでしょう。
苔玉:プラタナス:鉢:ウォーターグラス:
コタツはインテリア管理のハードルを上げるアイテムです。ビジネス仕様のインテリアには恐らく合わないでしょう。そして膝の高さの広いスペースは何でもかんでも置いてしまい勝ち。片付かないんです!たまに片付けて掃除しようとすると、謎の醤油のこぼれた痕跡が出現。コタツはとにかく片付けてください。
そしてこたつ布団にはキルト模様が合います。マットにもたっぷり柄の入ったものをどうぞ。
テーブル:こたつ布団:みかん:
押入れって便利ですよね、木造の特権です。ロフト付きの部屋なら何でもロフトに押し込んじゃえばいいです。ただしロフト付きは音が響きやすいので、出し入れの際にはご注意を。
便利な収納ポイントを作っておくと生活上とても便利ですが、このぐちゃぐちゃスペースをいかに見苦しくなくするかというのが収納の課題です。まずは近藤典子さんの本を読みましょう。それでも整理が付かなければ隠すのみ!チェックの端切れで暖簾を作ってしまうのもいいでしょう。すぐ使いたいものがたくさんあるのであれば、できるだけ大きな棚、あるいは同規格の棚を並べるのがよいと思います。棚に区分けされて収まったものは、一つ一つのコーナーがぐちゃぐちゃでも何となく全体がそろって見えます。そしてご覧下さい、この棚板が作る形こそ格子柄じゃないですか!
押入れ:クローゼット:タンス: